楽天 松井稼が延長十二回サヨナラ打
「楽天4‐3ソフトバンク」(31日、コボスタ)
楽天が延長十二回サヨナラ勝ちした。2死二塁から松井稼が中堅後方へサヨナラ適時打を放った。
楽天は連勝。2‐3の九回1死一塁から銀次の左前打と左翼手・城所の後逸エラーで同点に追い付いた。初回は先頭の松井稼が左越えに5号ソロ。二回は嶋が左前適時打。先発・辛島は5回1/3、7安打3失点だった。
試合前には日米通算2500安打の表彰も受けた松井稼が最後も主役を務めた。ヒーローインタビューではベテランらしい機知に富んだコメントが続いた。
「僕、今年初めてのお立ち台でこっちの方が緊張します。チームは最後まであきらめず(2死後に安打と盗塁の)島内もつないでくれ、思い切ったスイングで絶対に打とうと思った。(祝福の)清涼飲料水はやめてほしい、水でお願いします。(初回の本塁打は)今年、右での初ホームラン。久しぶりの感触は最高でした。(2500安打の表彰も)ファンの皆様に表彰をしていただき、まさか娘が来てくれるとは。球団の方、ファンの方に感謝したい。(娘は)1打席あたりまで見ていたと思うので、打てて良かったです」
ソフトバンクは連敗。初回1死二塁から柳田の右前適時打で先制。1‐2の五回は1死二塁から細川の左前適時打で同点。さらに2死一、二塁から今宮の適時二塁打で勝ち越したが、楽天の粘りに屈した。先発・大隣は7回5安打2失点だった。