四国ILとBCが合同で独立機構設立
野球の独立リーグ、四国アイランドリーグplusとBCリーグが一般社団法人、日本独立リーグ野球機構(IPBL Japan)を設立して1日、東京都内で記者会見を開き、今後は独立リーグ代表団体として国内外の球界団体との窓口を務めていく活動趣旨などを発表した。四国ILpの鍵山誠CEOが会長に、副会長にはBCリーグの村山哲二代表が就任した。
これまでは独立リーグを代表する法人格がなく、日本学生野球憲章改正に伴い元プロ選手のアマ復帰条件が大幅に緩和されたときも、話し合いなどには参加できなかったという。鍵山会長は「対外的な窓口を作ることで責任の所在がはっきりし、信頼関係に基づいた契約が結びやすくなる」と説明した。
またアジアや中東、アフリカなど野球新興国の選手の発掘や指導者派遣、独立リーグでの育成も目指しているという。「海外との窓口になることで、NPBではできない役割を担っていきたい」と話した。