「ＤｅＮＡ１１‐４広島」（７日、横浜）

　ＤｅＮＡが逆転勝ちし、連敗を３で止めた。

　３‐４の七回２死満塁から石川の左前２点適時打で逆転。さらに２死二、三塁から黒羽根の左線２点二塁打、代打・金城の中前適時打と続き、この回５点。八回もブランコの左越え１５号ソロと白崎、黒羽根の適時打で３点を加えた。

　０‐４の三回はグリエルの適時打で１点。五回はグリエルの９号ソロ。六回は２死から代打・松本が右中間二塁打で出て、続く・代打・下園の中前適時打で１点差に迫っていた。先発・井納は６回６安打４失点（自責３）。３番手・加賀が今季初勝利（１敗１Ｓ）を挙げた。

　ヒーローインタビューでグリエルは「（日本語で）サイコーデス。チームの勝利に貢献できて良かった。まだＣＳへの希望は全く失ってません」と話し、大歓声を浴びた。また、逆転打の主将・石川は「毎日沢山のファンに応援してもらえる幸せをかみしめて、日々練習や試合をしています」と感謝した。

　広島は連勝が２で止まった。初回無死二塁から二塁・グリエルのエラーで先制点。三回は２死満塁から松山が左中間へ３点三塁打を放ったが、投手陣が計１９安打を浴び、逆転での大敗を喫した。先発・九里は２回２／３、３安打１失点。３番手・中田が６敗目（９勝）。