中大 延長戦制して勝ち点2
「東都大学野球、中大7‐4国学院大」(12日、神宮)
中大が延長戦を制し、勝ち点を2とした。
同点で迎えた十回無死満塁から、6番・羽山弘起内野手(4年・静岡商)が左越えに2点適時二塁打を放ち勝ち越し。さらに1点を加えて試合を決めた。
先発した山手幹投手(3年・金光学園)は10安打を浴びながら、シュートを有効に使った粘り強い投球を見せ、4失点で完投勝利を挙げた。
リーグ6連覇中の王者・亜大を撃破した開幕週に続いて、今春2位の国学院大からも勝ち点を奪取。秋田秀幸監督は「最下位がなくなり、安心しました。(2季連続5位だった)去年の秋や今年の春とは別のチームみたい」とニコニコ顔。初回の先制打を含めて4打点と活躍した羽山は「とにかく何とかチームに貢献したいと思っていた」と声を弾ませた。