青学大が勝ち点 福本完投で今季2勝目
「東都大学野球、青学大8‐1拓大」(12日、神宮)
青学大が快勝し、勝ち点を挙げた。
初回に4番・安田紘規内野手(4年・天理)の右前適時打で1点を先制。一度は同点とされたが、二回にスクイズで勝ち越し。三回にも敵失と犠飛で2点を加えると、七回には3番・吉田正尚外野手(3年・敦賀気比)の右越え3ランなどで4点を奪い、試合を決めた。
先発の左腕・福本翼投手(4年・大阪桐蔭)は、序盤は制球に苦しんだものの、直球主体に切り替えた中盤以降に復調。1失点完投で今季2勝目を挙げた。
リーグ戦通算8号をを放った吉田は「詰まっていたので、外野の頭を越えるかなと思ったけど、入るとは」と驚いた様子。日本ハム・大谷が本塁打を放った写真を見て、軸回転を意識して練習を積んだ成果を発揮したスラッガーは「卒業までに通算10本塁打、100安打(現在は67安打)を目標にやっていきたい」と話していた。