ハム上沢がプロ初完投初完封で8勝目
「日本ハム5‐0オリックス」(15日、札幌ド)
日本ハムの先発、上沢(うわさわ)直之投手が9回3安打無失点と好投。プロ初完投初完封で8勝目(8敗)を挙げた。
高卒3年目で昨年まで1軍登板はなし。パ・リーグの新人王争いでもリードする上沢は、ヒーローインタビューのお立ち台で、「疲れました。野手の方が投げやすい環境を作ってくれ、しっかり守備もしていただき、こういう結果になれました。(同期同学年の近藤捕手とは)プロに入ったときから、いつかは1軍でバッテリーを組めたらいいなと言ってきました。僕のことをしっかりリードしてくれて良かったです。(2桁勝利へは)あまり先を見ないで1試合1試合やっていきたいです」と喜びを表した。
日本ハムは初回2死一、二塁からミランダの右越え14号3ランで先制。四回1死二、三塁から野選と中犠飛で2点を加えた。
この日4打点のミランダは「上沢がきょうは頑張っていたので、初回に3ランホームランが打てて良かったです」と話した。
オリックスの先発・吉田一は7回7安打5失点で5敗目(5勝)を喫した。