涙の原監督「父も喜んでいる」

リーグ3連覇を達成し感極まる巨人・原辰徳監督=横浜(撮影・会津智海)
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 「DeNA3‐6巨人」(26日、横浜)

 巨人・原監督が涙を流した。優勝決定後、インタビューで今年他界した父・貢さんについて触れた時だ。

 「私事ですが、この横浜スタジアムで胴上げができて、父も大変喜んでいると思います」。言葉が詰まり、少し乱れた。目には涙があふれていた。

 宙に8度待った。3年連続のセ・リーグ制覇。優勝へのマジックナンバーを「2」として迎えたこの日、2位の広島が阪神に逆転負けしたため、通算45度目(1リーグ9度、セ・リーグ36度)の優勝を決めた。

 今年5月29日、闘病の末に貢氏は亡くなった。享年79。親子鷹として息子・辰徳を厳しく育て、野球人の道筋を示した人生だった。横浜スタジアムは東海大相模時代から慣れ親しんだ地元の球場。だから「ここで胴上げできてよかった」と原監督は口にしたのだ。

 巨人の3年連続リーグ制覇は1リーグ時代も含めて通算6回目となる

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