日本ハム斎藤佑が5回2安打1失点
「日本ハム‐西武」(29日、札幌ド)
日本ハムの斎藤佑が8月14日ロッテ戦以来今季6度目の先発。最速145キロの直球にスライダー、フォークなど多彩な変化球を織り交ぜ5回を2安打1失点。今季1勝の右腕は勝ち投手の権利を得て降板した。
クライマックスシリーズ進出へあと1勝と迫った大一番のマウンドを託された佑ちゃん。初回2死からいきなり浅村に左中間ソロを浴び先制を許したが以降は抑えた。
二回2死二塁では脇谷をフォークで空振り三振。三回は3者凡退に抑えると、四回も無失点。五回2死二塁からは栗山をフォークで二ゴロ。ベンチに戻ると厚沢投手コーチと握手を交わした。
警戒していた本塁打王争いをしているメヒアには2打数2三振に抑えた。
斎藤佑は登板後「初回のホームランが悔しいですね。全体的には真っすぐを軸にしていい投球ができたと思います。いつ1軍に上がってもいいような準備はしていましたし、気持ちは常に切らさずにいましたので、久々の登板も問題ありませんでした」とコメントした。