秋山監督、胴上げ「覚えてないです」
「ソフトバンク2‐1オリックス」(2日、ヤフオク)
ソフトバンクが劇的なサヨナラ勝ちで延長戦を制し、3年ぶり16回目(1リーグ時代を含めれば18回目)のリーグ優勝を決めた。1‐1で迎えた延長十回、満塁から松田が左中間へサヨナラ打を放って勝負を決めた。秋山監督は胴上げで7度、宙に舞った。
秋山監督の優勝監督インタビューの一問一答は次の通り。
‐今の気持ちは。
「幸せです。ただ一言ですね」
‐苦しんでつかんだ優勝だった。
「僕よりも選手のみんな、ファンの皆さんが一番苦しんだんじゃないかと思う。本当に優勝できてよかったです」
‐勝てば優勝というゲーム。しびれるような試合展開だった。
「勝てば優勝。そういう試合は、僕も今まで選手、監督として一回も味わったことがない。どれぐらい重いプレッシャーだったか、選手たちも味わったんじゃないかと思います」
‐チームリーダーの松田が決めた。
「松田の元気は、ベンチで力強く見ているんですけど、選手たちが全員でそういう場面をつくって、松田に頼むぞと任せた結果だったと思います」
‐優勝が決まり、全員と抱き合った。
「全員の力でここまで来ましたし、ファンの皆様とともに、選手たちも、裏方さんの人たちも、球団の人たちも、会社の人たちも、みんな一緒になってつかんだ勝利だったと思います」
‐胴上げで何度も宙に舞った心境は。
「いやあ、覚えてないです(笑)」
‐地元で決めた。
「10年に1度ぐらいしかこういう試合はないと思いますし、ファンの皆さんの熱い声援が我々を後押ししてくれました。本当にありがとうございました。おめでとうございます!」
‐まだ戦いは終わっていない。CS、日本シリーズへと続く。
「今年、キャンプから日本一を目指して頑張るということでスタートして、144試合を目いっぱい最後の最後まで戦って、ここまで来ました。これからまだまだひと山、ふた山ありますけど、本当に少しずつ一歩ずつ前進しながら日本一を目指して頑張っていきたいと思います。これからも応援よろしくお願いします!」