中村紀洋 フェイスブックでファンに別れ 現役希望
3日付でDeNAから戦力外通告を受けた中村紀洋内野手(41)が5日、フェイスブックでDeNAファンに感謝のメッセージを発信した。
まず「4年間という短い間でしたが、応援していただいたみなさまへ、この場を借りてお礼を申し上げたいと思います」と感謝した。
DeNAには2011年から在籍し、昨季までの3年間に310試合に出場し、26本塁打、136打点、打率・269の成績だったが、今季はその言動を監督批判と受けとられ、5月7日に登録抹消されたまま、とうとう1軍昇格できず戦力外通告に至った。
中村は「応援していただいた皆様には申し訳ない気持ちでいっぱいでした。いつお呼びがかかってもいいように準備をし続けてきましたが、期待にこたえることができず歯がゆい思いです」と今季、戦力になれなかったことを謝罪した。
しかし、まだ限界を感じているわけではない。「今後は現役続行を目指して、練習を続けていくつもりです。いかなる形で、どんなタイミングでチャンスをいただけるかわかりません。どんな場合でも対応できるよう、準備をしておくことが仕事だと思ってコンディション維持に努めていきたいと思っています」と、米大ドジャースを含めて6球団を渡り歩いてきた中村が、さらなるチャンスを目指す。