「広島１‐４巨人」（６日、マツダ）

　広島が今季最終戦に敗れ３位が確定した。２位は阪神。広島は初のＣＳ本拠地開催を逃した。

　１‐０で迎えた六回に２死三塁からアンダーソンの打席で先発の前田がボークをとられ同点とされると、八回にはアンダーソンの２点二塁打を浴びた。九回にも中崎がロペスにダメ押し適時打を打たれた。前田は９敗目（１１勝）。

　巨人・宮国は７回を１失点と好投し、今季初勝利（１敗）を挙げた。

　試合後のセレモニーで広島・野村監督は「今日は試合に勝って本拠地でのＣＳ開催をと思ってましたが、残念な結果となってしまい、申し訳ありませんでした。しかしながら、ＣＳでは去年の経験を活かし、選手は必ずやってくれるでしょう。そして（日本シリーズで）マツダスタジアムに帰ってくることを信じて、戦ってきたいと思います」と、満員のスタンドに向かって誓った。