“闘将”星野監督がファンに別れ

 今季限りで退任するプロ野球楽天の星野仙一監督(67)が7日、仙台市の楽天Koboスタジアム宮城で行われた今シーズン最終戦のオリックス戦で監督通算17年目に終止符を打った。試合には球団史上最多の2万6236人が集まり、“闘将”と呼ばれた指揮官の姿を目に焼き付けた。

 チームは延長の末に2-3で敗れ、白星で飾れなかった。試合後の退任セレモニーでは目を潤ませ「(日本一になった)昨年を思い出します。(今季は)重苦しい、悲しいシーズンでした。でも最後まで見届けてくれて感謝しています」とあいさつし、大歓声に応えてファンに別れを告げた。

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