T岡田が流れ戻した!「信じてくれた」
「パCS第1S第2戦、オリックス6‐4日本ハム」(12日、京セラ)
オリックスが逆転で勝ち、1勝1敗に持ち込んだ。3‐4の八回2死一、二塁から、T‐岡田が右中間スタンドへCS1号の逆転3ランを放った。
日本ハムは3‐3の八回に、今季限りで引退する代打・稲葉が勝ち越し打。流れもムードも日本ハム寄りとなったが、オリックスはT‐岡田の一発で引き戻した。
お立ち台に立ったT‐岡田は、興奮冷めやらぬスタンドのファンに向かって「僕も(興奮は)止まりません。逆転されてからも、まだあきらめずにチーム一丸となって攻めようという気持ちでした。(八回は自分と)勝負やろうと思いました。3ボールからも監督が信じてくれて、打てのサインを出してくれたので、集中して打つことができました。打った瞬間、完璧やったんでいったとは思いました。最高です!今日はいい形で勝てたんで、明日も初回から全力で絶対に勝つんだという気持ちを持って戦いたいと思います」と、言葉を弾ませた。
そして、お立ち台から降りるやいなや、待ち受けたチームメートからバケツに入った氷水を浴びせられ、喜びに浸った。