陽岱鋼 不振脱出に「泣きそうだった」

2回、三塁打の判定に本塁打をアピールする日本ハム・陽 岱鋼=ヤフオク(撮影・保田叔久)
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 「パCSファイナルS第3戦、ソフトバンク4-12日本ハム」(17日、ヤフオク)

 レギュラーシーズン3位の日本ハムが12安打12得点で圧勝。第2戦に続く連勝で、リーグ優勝のソフトバンクのアドバンテージ1勝を含む対戦成績を2勝2敗のタイにした。

 陽岱鋼が初回と二回に2打席連続本塁打を放ち、小谷野の3ランと合わせて二回までに7得点と試合を有利に進めた。

 陽岱鋼はお立ち台で「打てなくて泣きそうだったので(初回に)1本出て気持ちが楽になりました。(栗山監督には)打てないときでも使ってもらえて感謝しています」と神妙に話した。

 日本ハムは4番・中田がこの日も六回に、ファーストステージ第3戦から4試合連続となる本塁打を放った。

 不振脱出となる2連発に3番の陽岱鋼は「僕が打てないときも翔(中田)がカバーしてくれた。何とか翔に返せ、いい形になったと思います。気持ちが楽になったので、明日もいい気持ちで、次の試合をいい感じでやりたいです」と笑顔で今後の健闘を誓った。

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