工藤氏、SBドラ1話題追及に大汗
ソフトバンクの来季監督に就任が決定的な、球団OBで野球解説者の工藤公康氏(51)が24日、コメンテイターを務めるテレビ朝日系「報道ステーション」に出演。MCの古舘伊知郎から監督就任を前提にした際どい質問を連発され、大汗をかいた。
23日のドラフトを振り返った企画の最後。古舘が身を乗り出して「ソフトバンクがドラフト1位で松本(裕樹)投手。ものすごいいい(選手)って。決まりましたね」と話題を振ると、工藤氏は「あ…そう、ですね。決まりましたね。あの~獲りましたんで…」としどろもどろに。
なおも古舘が「楽しみですね」と“誘導尋問”すると、「はいっ」といったんは返事したものの、「頑張って…いただきたいと思いますね」とドキドキの返答。現時点で監督就任が正式発表されていないため、当該チームの来季監督としてではなく、あくまで、客観的なコメントで逃げ切る形となった。
古舘は、奥歯に物がはさまったような状態の工藤氏の発言にニヤリ。「また機会がありましたら、じっくりと」「あんまり困らしちゃ、失礼なんで」と意味ありげに笑いながら、話題を締めくくった。
工藤氏は出演コーナーが終わると、イスを少し、ふうっと深呼吸。大汗をかいたようで、両手で顔のあたりを仰ぎながら、苦笑いしていた。
なお、工藤氏の長男で俳優の工藤阿須加(23)は23日夜、TBS系「ドラフト緊急生特番!お母さんありがとう」に生出演し、進行役のSMAP・中居正広から「お父さまがソフトバンクの監督になるんではないかと言われております」と紹介され、少し首をひねりながらも、笑顔を見せていた。