ソフトB MVPの内川「もう最高」
「日本シリーズ第5戦、ソフトバンク1-0阪神」(30日、ヤフオク) ソフトバンク・内川がMVPに輝いた。
この日も4打数2安打と打線をけん引。お立ち台では秋山監督への惜別の思い、チームメートや満員のファンへの感謝の気持ちを口にした。最後はインタビュアーのマイクを“奪い”ファンとチームメート全員を立たせ、今季のチームスローガン「俺がやる」を一緒に絶叫した。
主な一問一答は次のとおり。
-MVP発表の瞬間は驚いた表情だった。
「自分一人で獲った賞なら素直に喜べるが、短期決戦ではどれだけ打つかより、どこで打つか。チャンスをつくってくれたみんなに感謝したい。今日は本当はマッチ(松田)」
-秋山監督が勇退する中での日本一。
「クライマックス前にその話を聞いた時はショックだったし、寂しい思いも当然あった。最後こういう形で終われたことがうれしい。周りからは『日本一を花道に』という声があったが、今シーズンは全員、日本一を目指してスタートした。監督が辞めることは試合が終わるまで封印しようと思ってきた」
-スタンドが満員の中での日本一。
「もう最高。プロ野球選手として、これだけ1つのプレーや一球一打に声援をもらえるのはありがたい。ファンの皆さんの力が必要だとあらためて感じた。最高です。ファンの皆さんの前で締めくくることができて本当にうれしい」