今治西センバツ出場確実に

 「高校野球四国大会・準決勝、今治西5-4明徳義塾」(1日、レクザム)

 今治西が4点差をひっくり返す逆転勝ちで明徳義塾を下し、来春センバツ出場を確実にした。

 大会連覇を狙う今治西は、エース・杉内洸貴投手(2年)が不安定な立ち上がりで四回までに4失点。苦しい展開だったが、五回に先頭の5番・山内敦也外野手(1年)が明徳義塾の先発・国光瑛人投手(1年)からチーム初安打を放つと打線に火がつき、この回4安打などで一気に4点を奪って同点に追いついた。

 そして4-4で迎えた八回、今治西は1死二塁の好機で主将の4番・藤原睦来外野手(2年)が左前へ勝ち越し適時打。九回には1死満塁の大ピンチを迎えたが、本来の投球を取り戻した杉内が無失点で切り抜け、2年連続の決勝進出を果たした。

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