宮内オーナー 森脇監督へ80勝を評価
オリックスの森脇浩司監督が4日、東京都港区のオリックス東京本社で、宮内義彦オーナーにシーズンの報告を行った。
今季は、前年の5位から一気に躍進し、シーズン最終盤までソフトバンクと優勝争いを演じた。結果的には勝率2厘差で優勝を譲って2位に終わったが、宮内オーナーは「我々は80勝した(ソフトバンクは78勝)。僕は引き分けは『0・5勝、0・5敗』だと思っている。そういう風に計算すると同率になる」と悔しそうに話した。
もちろん「勝たなければいけない試合に結局、負けている。それは向こうが一つ上だった」と、優勝に異義があるわけではない。「我々に足りないところがあった。それをシーズンオフに詰めていくのが、このチームの課題」と続けた。
森脇監督は「微差は大差。それが当てはまるシーズンだった。チームは確実に発展していると思うけど、まだまだある意味、大差なところはあると思う。今一度、頭脳や心技体を鍛えてやっていきたい」と、さらなるレベルアップを誓った。