日本ハムの大引啓次内野手(30)が6日、今季取得した国内フリーエージェント(FA)権行使を表明した。千葉県鎌ケ谷市内の球団施設で記者会見し「今後の野球人生を考えた時に、他球団の話を聞きたい」と説明した。日本ハムは宣言後の残留を認めているが移籍が濃厚で、大引は「(残留の可能性は)限りなく少ない」と話した。ヤクルト、楽天が獲得に興味を示している。
大引は法大から2007年に大学生・社会人ドラフト3巡目でオリックスに入団。13年にトレードで日本ハムに移籍した。今季は自己最多の132試合に出場し、主将として引っ張った。