慶大新監督に元近鉄・大久保氏が就任

 東京六大学野球リーグの慶大は7日、JX-ENEOS監督として都市対抗で3度優勝した、元近鉄の大久保秀昭氏(45)が、新監督に就任すると発表した。任期は12月1日から4年間。

 大久保氏は慶大4年時には主将としてリーグ戦春秋連覇を達成。日本石油でも強打の捕手として活躍し、96年ドラフト6位で近鉄に入団。01年に現役引退後は横浜2軍コーチを経て、05年からJX-ENEOSを率いた。

 横浜市の慶大グラウンドで選手にあいさつした大久保新監督は、母校を指揮することに「もう一度、慶応のユニホームを着たいと思い続けていた」と感慨深げ。「優勝を常に目標として、日本一を目指したい。攻撃的な野球ができればベスト。3、4番はバントしなくても勝ち抜くスタイルを貫いていきたい」と抱負を語った。

 慶大は竹内秀夫監督(60)が内臓疾患のため休養し、今秋は高多倫正助監督(61)が監督代行を務めていた。竹内監督は療養に専念するため勇退、高田助監督も任期満了のため、11月末で退任する。

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