広島、育成ドラ1・松浦と仮契約
広島の育成ドラフト1位・松浦耕大捕手(MSH医療専門学校)が7日、広島市内のホテルで川端編成部長、白武スカウト部長から指名のあいさつを受け、支度金300万円、年俸300万円(金額はいずれも推定)で仮契約を交わした。
強肩が売りの松浦は「入っても実力は底辺なんでしっかりやっていきたい。長く1軍で活躍できるようにするのが目標です」と話した。
同席したMSH医療専門学校の片岡新之介監督は、選手として西鉄(現西武)、阪神、阪急(現オリックス)で活躍、引退後は87年から03年まで広島でコーチを務め、現役の倉や石原を指導した。同校の監督になって育成ではあるが、プロ第1号の誕生。松浦について「捕ることに対して能力は高い。3年くらいかけて本物になってくれれば。選手になれる場をいただいたカープ球団には感謝している」と話した。