「日米野球壮行試合、阪神・巨人連合７－８ＭＬＢオールスター」（１１日、甲子園）

　ＭＬＢオールスターが一発攻勢で来日初戦を１点差で勝利した。１２日からは日本代表「侍ジャパン」と対戦する。

　ＭＬＢは四回、無死満塁から併殺打の間に１点。１死三塁からブイグ（ドジャース）の右前適時打でこの回２点を先制した。

　五回は２死満塁からロンゴリア（レイズ）が中堅右へ満塁本塁打を放った。六回にもペレス（ロイヤルズ）が、七回にファウラー（アストロズ）が中越えに本塁打を運んだ。

　先発・カプアーノ（ヤンキース）は４回１安打無失点。４番手のモラレス（ロッキーズ）が七回に５失点。

　阪神・巨人連合は７－８の九回に１死満塁のサヨナラ機を迎え、ＭＬＢはベリボー（レイズ）をマウンドへ送り、松本哲、片岡を抑えた。

　阪神・巨人連合は０－７の六回２死一塁から上本の左線適時二塁打で１点。七回は１死一、二塁から大田の右中間２点三塁打と内野ゴロ。さらに２死一塁から狩野の左中間適時二塁打と上本の中前適時打で、この回５点を返した。八回は２死二塁から敵失で１点差に迫った。

　先発・能見は２回１安打無失点。３番手の岩崎が１回２失点。４番手の江柄子が満塁弾を浴びて４失点。秋山、高木京も本塁打を許した。九回は松田が登板し、１死一、二塁から連続三振に抑えた。