侍ジャパンが白星発進 日米野球詳報
「日米野球・第1戦、日本-MLBオールスター」(12日、京セラ)
8年ぶりに開催された日米野球で、小久保裕紀監督(43)率いる「侍ジャパン」が白星スタートした。
試合の詳報は次の通り。
日本は前田(広島)、MLBオールスターはシューメーカー(エンゼルス)が先発で試合開始。
一回、MLBは1死からカノ(マリナーズ)が左前打、続くロンゴリア(レイズ)が四球を選び1死一、二塁。モーノー(ロッキーズ)の遊ゴロが併殺崩れとなって2死一、三塁となったがプイグ(ドジャース)は三振。日本は1死から菊池(広島)が初球を左翼線に二塁打したが、糸井(オリックス)、中田(日本ハム)は連続三振に倒れた。(日0-0M)
二回、MLBは三者凡退。日本は先頭・内川(ソフトバンク)が右中間に落とし、続く坂本(巨人)が初球を左中間越え二塁打。無死二、三塁から松田(ソフトバンク)の中犠飛で内川が生還した。(日1-0M)
三回、MLBはゾブリスト(レイズ)の右前へ抜けようかという当たりを菊池が二ゴロにする好守もあり、二回に続いて三者凡退。日本は1死から菊池が四球出塁したが、糸井は二ゴロ、中田も左飛に倒れた。(日1-0M)
四回、MLBはプイグが四球を選び2死一塁としたが、サンタナ(インディアンス)は二飛。日本は1死から坂本が二回の二塁打に続いて左前打したが、松田は遊ゴロ。続く山田への投球中に一塁に残った松田が二盗。2死二塁から山田(ヤクルト)が適時左前打し、松田を2点目のホームに迎え入れた。続く嶋の右前打で山田は三塁まで進んだが、柳田は三振した。(日2-0M)
五回、MLBは2死からファウラー(アストロズ)が右前への当たりで二塁まで進んだが、続くゾブリストは二ゴロ。日本は三者凡退に倒れた。(日2-0M)
六回、日本は2番手・牧田(西武)が登板。MLBは1死からロンゴリアが四球で出るが、続くモーノーは二ゴロ併殺に終わった。その裏、MLBは2番手・ハンター(オリオールズ)が登板。日本は2死から松田が右前打。山田も右前打し、2死一、二塁としたが、嶋は二直に倒れた。(日2-0M)
七回、MLBは三者凡退。その裏、MLBは3番手の左腕・サンティアゴ(エンゼルス)が登板。日本は1死から菊池が四球出塁。糸井は遊飛に倒れたが、中田は四球を選び2死一、二塁。続く内川は一邪飛に終わった。(日2-0M)
八回、日本は3番手・大谷(日本ハム)が登板。MLBのエスコバルを153キロ直球で右飛に。続くファウラーは156キロ直球で左飛に。ゾブリストも158キロ直球で一ゴロに仕留め、三者凡退に打ち取った。
九回、日本は4番手・西野(ロッテ)が登板。MLBは1死からロンゴリアが左前打したが、続くモーノーが初球を打って一直。捕球した山田がそのまま一塁ベースにタッチし、併殺で試合終了。(日2-0M)