新井、広島入団会見一問一答

記者会見する広島・新井貴浩=マツダスタジアム(撮影・北村雅宏)
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 阪神に自由契約を申し出て退団した新井貴浩内野手(37)が14日、広島市のマツダスタジアムで広島の入団会見に臨んだ。

 会見の一問一答は次のとおり。

 -8年ぶりのカープ復帰。今の気持ちは。

 「身が引き締まる思いです。自分が自由契約という道を選択したときに、まさか(広島から)帰ってこいと言ってもらえるとは思っていなかったので驚きましたが、最後は育ててもらったところで燃え尽きようと思って、お世話になろうと決断しました」

 -復帰への葛藤は?

 「7年前と同じくらい、またそれ以上悩みました。声を掛けていただいてうれしかったのですが、客観的に自分のことを考えたときに、帰っていいものか悩んでいました」

 -7年前の会見では真意がファンにも伝わらなかった?

 「いろんなものを覚悟の上で決断していましたので…」

 -2000本安打がかかるが。

 「個人的な記録のために野球をやることはない。勝つために、優勝のためにやる」

 -カープファンへ。

 「初心にかえって、泥だらけでプレーしている姿を見てもらいたいと思っています」

 -緒方監督は特別扱いしないと言っている。「もちろん、そのつもりです」

 -守備位置はサードでという気持ちか。

 「今季もサードで20試合以上出ているので心配はないですけど、言われたところでやる準備をしている」

 -7年前のブーイングは覚えている。

 「はっきり覚えていますし、それも全部含めて決断したので、覚悟のうえです」

 -ファンを納得させるために必要なこと。

 「結果を出すこと。姿勢を示すことだと思います」

 -カープ愛はずっと胸にあった。

 「育ててもらった球団ですし、感謝の気持ちはずっと持っています。プレーで感謝の気持ちを表さないといけないと思う」

 -数字的なことは。

 「まずはポジション争いに勝ってからだと思います」

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