侍21U 台湾に大敗…初代王者ならず
「21Uワールドカップ・優勝決定戦、日本0-9台湾」(16日、台中)
ここまで5戦全勝で初代王者を狙った日本が、15日の2次ラウンドで6-2と快勝した台湾に大敗した。
制球に苦しんだ先発・森(楽天)が二回、1死満塁から2番・李宗賢に押し出し四球で先制点を献上。2番手の阪神ドラフト1位指名・横山(新日鉄住金鹿島)が、続く楊岱均を投ゴロを本塁へ悪送球し2点目。次の4番・王柏融の遊ゴロに仕留めたが、併殺を奪えず3点目の間にも三塁走者が生還し3点目を失った。
四回にも3安打を浴びて追加点を与えると、横山は2回2失点でマウンドを降りた。その後も台湾打線に連打を浴び、七回、八回に2点ずつを失った。
打線も来季から西武に入団する、台湾先発の最速153キロ右腕・郭俊麟の攻略に苦しみ、7回を4安打に抑え込まれた。2番手、3番手投手も攻略できず、4安打完封負けに終わった。