仙台育英コールド 2年ぶりV王手
「明治神宮大会 高校の部・準決勝、仙台育英8-0九州学院」(17日・神宮)
東北地区代表の仙台育英が七回コールドで快勝し、決勝進出を果たした。
初回に5番・佐々木良の右前適時打で先制。五回には3番・平沢の適時三塁打など4連続適時打で大量5得点。六、七回も1点ずつを加えた。
先発した右腕・佐藤世は、直球とフォークのコンビネーションで要所を締め、7安打で完封した。
見事な集中打を見せた打線を、佐々木順一朗監督は「今年はつなぐ意識が強い」と称賛。2年ぶりの優勝がかかる決勝は、昨夏甲子園の初戦で勝利した浦和学院との顔合わせ。「強いですけど、謙虚に当たって砕けろでいきます」と、チャレンジャー精神を強調していた。