金子MVP「来季は優勝して」何処で?
「NPB AWARDS 2014」(26日、都内)
本年度の最優秀選手(MVP)にパ・リーグは金子千尋投手(31)=オリックス、セ・リーグは菅野智之投手(25)=巨人=がともに初選出され、表彰された。
今季両リーグ最多の16勝(5敗)を挙げた金子は、表彰後のスピーチで「今年は最後に優勝を逃し、プレーオフ(CS)でも日本シリーズを逃すなど、詰めの甘さがありました。来年は優勝して、この賞をいただきたいと思います」とあいさつした。
この後、セ・リーグMVPの菅野の受賞あいさつが終わると、司会を務めた徳光和夫アナウンサーが、今オフに国内FA宣言をした金子に対し、「『来季は優勝して』と言われましたが、いろいろ去就が注目されていますね」と振った。
さらに徳光アナからは、直近の新聞報道などで、金子が今オフはポスティングシステムによるメジャー挑戦をせずに、国内球団移籍かオリックス残留に絞って交渉を続けていく方針を決めたことを確認されると、金子は「ハイ、その通りです」と答えた。
徳光アナは追い打ちをかけるように「そこのところをですね。どこの球団でやるとかは?」とマイクを近づけた。金子は「それは今から…」と言葉に窮した様子を見せた。