福島の岩村明憲兼任監督が抱負 「最後の力振り絞る」

 野球の独立リーグ、ルートインBCリーグに来季から参入する福島の選手兼任監督に就任が決まった岩村明憲内野手(35)が28日、福島県庁で記者会見し「最後の力を振り絞る。福島のために精いっぱい頑張りたい」と抱負を語った。

 岩村は11年に米大リーグから5年ぶりに国内復帰。楽天で2年間プレーした後で戦力外通告を受け、13年に古巣ヤクルトに復帰したが、今季限りで戦力外となっていた。福島の監督を引き受ける決め手について「野球選手として納得する成績を残せなかったことを悔やんでいる。一年一年勝負になるが、それが福島のためになれば、自分の野球人生はこれでいい」と述べた。

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