高野連が甲子園塾 ドーピング対策も
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高野連が主催し、指導者経験10年未満の教員を対象にレベルアップを図る「甲子園塾」(山下智茂塾長)が5日、大阪市内の日本高野連で開催された。
特別講師に履正社・岡田監督と、昨夏の選手権大会で全国制覇を果たした前橋育英・荒井監督が参加。ともにコミュニケーションを重視した指導理念を語り、全国から集まった27人の指導者は熱心に聞き入った。
また7回目となる今回からアンチ・ドーピングの講習を取り入れた。JADA(日本アンチドーピング機構)から講師を呼び、基礎知識やドーピング対策を指導。この日まで高野連にドーピングに関する報告事例は無いが、山下塾長は「野球界だけでなく、スポーツ界として避けては通れない」と導入理由を説明していた。