ヤクルトの雄平外野手（３０）が１６日、都内の球団事務所で２回目の契約更改交渉に臨み、４７５０万増の６０００万円でサインした。提示額は前回の交渉と同じだが、「高い評価をしていただいて感謝しています。気が引き締まる思い」と満足顔を浮かべた。

　前回は自身がマネジメント会社に試算を依頼したデータを持ち込むなど、１時間半以上の話し合いの末に保留。「金額と言うよりも、野手として活躍したことがなかったので、査定について細かいことを理解していなかった」と説明した。

　今回は事前に査定についての話し合いを持ったことで、約１０分で終了し、「ボクの言葉足らずなところもあって誤解を招く保留でしたが、査定の話に時間をいただいて申し訳ないです。スッキリしました」と納得の表情。来季へ向け、「走攻守すべてまだまだだと思うので、総合的にアップしていきたい」と話した。