法大野球部 青木新監督からオフに宿題
東京六大学リーグの法大が25日、川崎市の同大グラウンドで年内の練習を納めた。来年1月から新監督に就任する青木久典助監督は「母校でちょうど(創部)100周年という舞台で、監督をやらせてもらう。責任感は今まで以上に出てきた」と、口元を引き締めた。
来季からは、これまで授業の関係でできなかった平日の全体練習を、スケジュール調整して取り入れる方針。「組織というのを植え付けたい。やるからには勝ちに行きます」と宣言した。
早速、ナインには“宿題”を課した。24日には3000メートル走と400メートル走のタイムを個別に測定。1月7日の練習始めでは、3000メートル走は持ち時間の10秒短縮、400メートル走は現状維持を求める。「タイムを切れるまでやってもらう。それだけいえば、やってくるでしょう」と、厳しさを前面に出す新指揮官を、来秋ドラフト候補の新主将・畔上も「青木助監督には熱心に指導してもらっていた。やりやすい」と歓迎した。
また、この日の練習納めでは年内いっぱいで退任する神長英一監督があいさつし、花束などを贈られた。