早大・高橋新監督「レギュラーは白紙」
東京六大学野球リーグの早大が6日、西東京市の同大グラウンドで始動した。今月から就任した高橋広新監督が初指導。途中から小雨交じりとなる天候の中、約4時間のメニューをこなす選手をじっくりと見守った。
ミーティングでは、100年以上にも及ぶ、部の歴史の重みを強調。「野球も人間も基礎作りを大事にしてくれ」と指針を示し「監督が変わったから、これまでのレギュラーでもベンチ入りしないかも。すべて白紙だよ、と言いました」と、ポジション争いは横一線のスタートとした。
昨年まで指揮を執った鳴門渦潮高校では、春夏11度の甲子園出場。大学での指導は初めてとなる。今後4年生から順番に個人面談を行う予定。「勝てないのは何かが足りない。スマート過ぎるのかな。そこを修復できるようにやっていきたい。春の優勝と日本一を目指したい」と、抱負を語った。