日本ハムの大谷翔平投手（２０）が１１日、岩手・奥州市で行われた成人式に参加した。

　大谷は上品なブルーグレーのスリーピース・スーツ（三つ揃い）に水色のシャツを合わせた新成人の装いで来場。式典開始後は新成人とともに、国歌斉唱。友人と着席後は、式次第を手に、小沢昌記奥州市長の式辞などを聞いていた。

　成人式を終えた大谷は「凄く楽しかったです。来てよかったなと思います。年末年始会えなかったので、（地元の友達と）今日会えてよかったです」と振り返った。

　グラウンド外も含めて、大人としての自覚が芽生えてきた。「野球選手としてもそうですけど、義務と権利が出てくるので、そこを大事にしたい」と責任を自覚。本業についても「球速に関するこだわりは年々減ってきている。まずは勝つためにしっかりと１イニング１イニング頑張りたい」と抱負を述べた。

　この日は１２月７日に小沢市長を交え対談した、奥州市出身のモデル・久慈暁子も華やかな黄色の振り袖姿で出席。再会を果たした。

　昨年の初対面時、「すごく背が高くでかっこよかった」と大谷をべた褒めし、翌８日のブログで「今から成人式が楽しみ」と再会を心待ちにしていた久慈は、「同じ市の出身ということで、華のある職業されている大谷さんと、（市を）アピールできるように一緒に頑張っていきたい」と笑顔。報道陣のリクエストに応え、ツーショットで記念撮影に応じていた。