DeNAオーナー交代 設立者南場氏に
DeNAは16日、神奈川県横浜市内で会見し、臨時株主総会及び取締役会で、16日付で春田真氏(46)から南場智子氏(52)にオーナーを交代することを発表した。
南場オーナーは99年にDeNAを設立。11年に病気療養中だった夫を看病するため、代表取締役兼CEOを退任し、取締役となったが、夫の回復した13年から職場復帰していた。
会見で南場オーナーは「より強く、より楽しく、ファンのみなさんに楽しんでいただけるようにしたい」と話し、「強いチームじゃないとエキサイトしない。毎年毎年優勝争いに絡む実力にしたい」と所信表明。また、「健全に黒字化を目指せると思う。限界までいっていないし、まだまだ来場者を増やすことができる」と経営改革に乗り出す思いを語った。
春田氏は11年12月の球団誕生と同時にオーナーに就任。15年6月開催予定のDeNA本社定時株主総会終結をもって退任、退社する予定もあり、前倒しでオーナー職も離れることになった。