台湾出身でプロ野球の中日、阪神でプレーした大豊泰昭(たいほう・やすあき、本名陳大豊=ちん・たいほう)氏が18日午後10時41分、急性骨髄性白血病のため名古屋市内の病院で死去した。51歳。台湾出身。葬儀、告別式は近親者で執り行う。喪主は妻百合子(ゆりこ)さん。
台湾・華興高から名古屋商大、中日の球団職員を経て1989年にドラフト2位で中日入団。尊敬する王貞治氏の一本足打法で94年に38本塁打、107打点で2冠に輝くなど主軸として活躍した。98年に阪神に移籍し、2001年に中日復帰。02年限りで現役を退いた。ベストナイン1度、オールスターゲーム出場3度。