ソフト松坂 フォーム固めで違和感
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「ソフトバンク春季キャンプ」(10日、宮崎)
松坂大輔投手(34)が中1日でブルペン入りし、今キャンプ最多の投げ込みを行った。捕手を座らせてからは143球。直球、変化球、セットポジションなど1球1球考えながら投げ込んだ。
5日に35球、8日は58球だったが、一気に球数を増やした。「思ったより早く疲れました」と素直な感想を漏らしたが「すべての球を全力で投げたわけではない。球数を投げたという意識は僕の中にはない」ときっぱり。「疲れてから自然な動きが出ることがある。それも一つの狙い」ときっちりとした意図を説明した。
佐藤投手コーチと着手しているフォーム固めについては「最後でちょっといい動きが出たのでやめました」と手応えはつかみつつある。一方で「もう少し時間がかかりそう」と冷静に自己分析もできている。
「左足の着き方に違和感が僕の中である。いいか悪いかの判断はまだしていないが、違和感を感じている」と気になるポイントを明かした。「今日はビデオを撮ってもらったので後で確認したい」と前向きに話した。