ヤクルトの新4番・雄平 2打席連発
「オープン戦、ヤクルト-ロッテ」(20日、神宮)
ヤクルトの雄平外野手が2打席連続本塁打を放った。
まずは四回、先頭打者としてロッテ・涌井のシュートにうまく合わせて左中間へ2号ソロ。六回も先頭打者で涌井から右翼ポール際へ3号ソロ。
新4番が、仕切り直して大仕事だ。大量5点を取られた後の一回、無死満塁で二ゴロ。打点はついたが、打席が回ってくるまでの3連打に続くことはできなかった。
「(初回は)甘い球を打ち損じてしまったので、気持ちを切り替えた。結果的にホームランを打てて良かった。今後につながると思います」
雄平を「どんな状況でも平常心でできる」と高く評価する真中新監督は、昨年まで4番だったバレンティンを3番に、5番だった雄平を4番に置く方針を固めている。
日本代表初選出で臨んだ欧州代表との10日の強化試合(東京ド)では、八回に勝ち越しの中前適時打を放ち、逆転勝利の立役者に。「1球の大切さをより実感した」と話していた。
開幕を1週間後に控え、今季の新4番がさらに調子を上げてきた。