ソフト・松田が延長十回にサヨナラ弾
「ソフトバンク5-4オリックス」(2日、ヤフオクド)
ソフトバンクが延長十回、1死走者なしから松田の左中間越え本塁打でサヨナラ勝ち。
2試合連続アーチでヒーローになった松田は「どんなボールを打ったか覚えていないが、タイミングが合って、打った瞬間サヨナラやと思った。勝利に貢献できて本当にうれしく思う」と、興奮交じりに話した。
指揮官として初めての延長サヨナラ勝ちに、工藤監督も「(松田が)打った瞬間、鳥肌が立った。調子も良かったし、チームを乗せてくれる存在。ヒットでも打ってくれればと思っていたが、まさか…」と、驚きと興奮を隠せなかった。
ソフトバンクは初回に柳田の右前適時打で先制し、三回にも柳田の左犠飛で加点。五回に逆転されたものの、七回に中村晃の右前適時打で1点差とし、1死満塁から内川の右犠飛で同点に追いつき、4-4のまま延長戦に突入した。先発の東浜が4失点し五回途中で降板したが、2番手以降が踏ん張った。
オリックスは、2点ビハインドの五回に中島の右翼ポール際への2号2ランなどで逆転に成功。六回にも駿太の中犠飛で加点したが、追いつかれた。先発の東明は6回を7安打2失点。