ロッテ 日本ハムに逆転勝ち
「日本ハム1-6ロッテ」(14日、札幌ド)
ロッテが終盤の猛攻で逆転勝ちした。七回、無死二、三塁から、クルーズの左越え2点適時二塁打で逆転。八回には1死二、三塁から三塁野選と井口の中前適時打などで4点を追加した。先発の石川は7回を3安打7奪三振で1失点と安定。松永、香月良とつないで悠々と逃げ切った。
この日3安打4打点と活躍したクルーズは、逆転打を振り返り「インコースのシンカーに上手く対応できて、ヒットにできて良かった」と笑顔。日本ハム・メンドーサとは、ともにメキシコ出身で「親友同士」という仲だが、「試合になると敵同士だから、僕は自分の仕事をするだけ。自分の仕事ができてよかった」と胸を張った。
また、八回に左越え二塁打を放った際、足の違和感を訴えて代走を送られたが、「ちょっとつってしまっただけ。明日は大丈夫だと思う」と話した。
日本ハムは六回、「3番・DH」で先発出場した大谷の犠飛で先制したが、先発・メンドーサが終盤に崩れ、7回1/3を10安打6失点で降板。打線もロッテ投手陣を攻略できなかった。