西武・森が2試合連発!連勝で単独2位
「西武8-4楽天」(16日、県営大宮)
五回に森の特大3ランなどで逆転した西武がその後も効果的に加点し、2連勝。2位で並んでいたソフトバンクがこの日オリックスに敗れ、単独2位となった。
西武は1点を追う五回、2死一塁から4番・中村の右越え適時二塁打で2-2と追いつくと、続くメヒアが敬遠されて2死一、三塁から6番・森が右翼スタンド上段への3ランで3点を勝ち越した。
前日15日に続く本塁打で試合を決めた19歳の森は、2日連続のお立ち台で「(メヒアが歩かされ)ここで自分が決めたら盛り上がるなと食らいつきました。一打で仕留めないと、と思っていたが仕留められて良かった。打てない時期が非常に長かったので、打ててプラマイ0。ここから乗っていきたいです」と、謙虚に話した。
六回にも栗山の左越え適時二塁打などで2点を加え、優位に試合を進めた。先発・野上が7回を7安打4失点(自責3)で今季2勝目を挙げた。
楽天は二回にサンチェスの中犠飛で先制。三回には松井稼が右翼スタンドに勝ち越しソロを放ったが、五回に逆転されると七回に2点を返すのが精いっぱい。先発・横山が4回2/3を8安打4失点と打ち込まれ、五回途中で代わった2番手の西宮も2/3回で4安打され3失点(自責1)と、相手に傾いた流れを止められなかった。