ロッテ田中 ハム斎藤佑と注目対決
「イースタン、日本ハム4-16ロッテ」(24日、鎌ケ谷)
ロッテの先発はドラフト2位・田中英祐投手(23)=京大。日本ハムの先発は斎藤佑樹投手(26)。2軍戦ながら注目度抜群の“豪華”な顔合わせとなった。
29日の西武戦(QVCマリン)で1軍デビューすることが決まった田中は、この日の登板が最終調整。
しかし、二回に4本の二塁打を浴びるなどし、一挙4点を失った。29日まで中4日の登板間隔となることから、2イニング限りで降板。2回を5安打4失点、3四球で、デビュー戦へ向けて不安を残す結果だった。
斎藤佑も乱調。10安打8失点という散々な内容で、四回途中降板となった。
試合後、表情をこわばらせて会見場に現れた田中は「真っすぐも変化球も、思ったところに投げられなかった」と反省。斎藤佑との対決については「気にはしていなかった」という。
平日の2軍戦ながら大勢のファンが詰めかけた鎌ケ谷。開場前には、バックネット方向の入場ゲートから中堅付近まで、ファンが長い長い行列をつくるなど大フィーバーだった。