「ソフトバンク３－３西武」（２４日、ヤフオク）

　ソフトバンクがサヨナラ勝ちの絶好機をつぶし、引き分けた。

　３－３で迎えた延長十二回、松田の左中間二塁打などで無死満塁と攻めた。ここで高谷が左飛を打ち上げ、サヨナラ犠飛と思われたが…。

　左翼から中継されてストライク返球。捕手・炭谷も好ブロックを見せ、タッチアップした三走・川島はホームで刺された。これで一気に２死となり、最後の打者・塚田は空振り三振に倒れた。

　ソフトバンクは１点を追う初回、１死一、三塁から内川が同点打。２死後に松田の中前適時打で勝ち越した。

　三回に逆転されたものの、六回に連打で１死一、三塁と攻め、明石の中前適時打で同点。そのまま延長戦へもつれ込んだが、両チームとも決め手を欠いた。