ヤクルト石川が今季初完封!Gと2差
「ヤクルト5-0巨人」(25日、神宮)
ヤクルト先発の石川が9回を9安打無失点に抑え、昨年6月11日・楽天戦以来、今季初完封で2勝目。首位を走るチームは2位・巨人とのゲーム差を2とした。
石川は変化球を低めに集め、巨人打線を翻弄(ほんろう)。安打は許すものの要所を締めるピッチングで、最後まで崩れる気配を見せなかった。
圧巻は八回。1死三塁のピンチを迎えたものの「中村のミットをめがけて、なんとか三振を狙いにいこうと思った」(石川)と片岡、橋本を2者連続見逃し三振に仕留めて切り抜けた。
打線は一回、相手のボークと雄平の適時打、飯原の犠飛で3点を先制。三回には飯原の2点適時打で加点し、石川を援護した。
石川は試合後のヒーローインタビューで「先に点を取ってもらって、持ち味である打たせて取るピッチングができた。守るんじゃなくて、攻めるピッチングができた」と会心の笑顔。マスコットのつば九郎とガッツポーズを決めた。