谷繁監督兼捕手が27年連続本塁打
「阪神-中日」(4日、甲子園)
中日・谷繁元信監督兼捕手が、自身が持つプロ野球記録を更新する27年連続安打、27年連続本塁打をマークした。
「8番・捕手」で今季2度目のスタメン出場。阪神先発のメッセンジャーに対し、3-0で迎えた四回だった。1死二、三塁の好機で、カーブを捉えて左翼ポール際へ3ランを放った。
三回の1打席目には今季初安打となる中前打を放ち、27年連続安打を達成。今季2安打目が1号本塁打となり「前の打者がチャンスをつくってくれたので、何とか1点と思って食らいつきました」と振り返った。
さらに六回には2死走者なしから右前打で出塁。今季初の猛打賞も記録した。44歳4カ月での猛打賞は、44歳0カ月の金本知憲(阪神)を抜いて、セ・リーグ最年長記録となった。
これで終わらない。八回には無死一塁から左翼線へ二塁打。4安打目で無死二、三塁と好機を広げ、ベンチへ退いた。