法大 東大に完封勝ちで勝ち点4
「東京六大学野球 法大6-0東大」(25日、神宮)
法大が完封勝ちし、勝ち点4とした。
2年生右腕・熊谷拓也投手(平塚学園)が、六回途中4安打無失点と好投。今季3勝目を挙げた。
練習姿勢の物足りなさを指摘され、1回戦はベンチ外。青木久典監督からは「この試合で全てを出し切れ。ダメなら秋も戦力として考えない」と、ハッパをかけられていた。
背水の覚悟で臨んだ一戦は、走者を再三背負いながら要所で内角を厳しく突くなどして、得点は許さず。気迫の投球で名誉挽回し「気持ちを強く持ってやった。死に物狂いで練習して、秋は優勝に貢献します」と、さらなる精進を誓った。
今季は開幕戦でルーキー・森田が先発して勝利を挙げるなど、スタートダッシュに成功。しかし、最終カードで東大に4年半ぶりの白星を献上した。青木監督は「話題作りで始まり、話題作りで終わってしまった」としつつ「最後は0封でいったことが、秋につながると思う」と、前を向いた。