日本ハム、ヤクルトとの打撃戦制した

 「交流戦、ヤクルト5-12日本ハム」(26日、神宮)

 日本ハムが逆転で、両チーム合わせて29安打が飛び交った打撃戦に大勝した。

 1-3と2点をリードされた三回、中田の中犠飛と近藤の左越え適時二塁打で追いつくと、五回に1死一、三塁から中田の三ゴロ、岡の中前適時打で2点を挙げて勝ち越した。

 3点リードの六回にも17号右翼越え3ランを放った中田は、5打数2安打で自己最多タイの5打点と大活躍した。杉谷の右前適時打でこの回4点を加え、七回にも飯山の左越え適時二塁打で加点。飯山は九回にも左前適時打で2点をたたき出した。

 本塁打数でリーグ首位を独走中の中田は、この日の5打点を加え45打点で打点もリーグトップに。「本当にうれしいことですけど、みんながチャンスで僕に回してくれて、そこで走ってホームに還ってきてくれるみんながいるんでそのおかげだと思ってるんで、もっともっと貢献したいと思います」と、フォア・ザ・チームを強調した。

 先発・メンドーサは5回2/3を10安打4失点。リーグのハーラートップ6勝を挙げている大谷は、九回無死二塁で代打出場し空振り三振に終わった。

 ヤクルトは初回に藤井の先制左前適時打などで2点先取。二回にも先発・古野の中犠飛で3-1とリードしたが三回に追いつかれ、中盤に大きく勝ち越された。七回には畠山が10号ソロを放つなど12安打で5得点したが、17安打12得点の日本ハムに打ち負けた。

 ヤクルトの先発・古野は4回を6安打3失点。2番手以降も失点を防げなかった。

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