ロッテ5割復帰 51分間の降雨中断
「交流戦、ロッテ4-3DeNA」(29日、QVC)
ロッテが逆転勝ちで3連勝。通算24勝24敗として、4月19日以来の勝率5割に復帰した。試合途中から雨が強まり、午後9時5分、ロッテ攻撃の七回2死一塁から51分間の中断があった。
ロッテは三回、1死一、三塁から鈴木の左前適時打で同点に。再び勝ち越されたが、2点を追う五回に角中の適時打で1点差とし、七回2死一塁から角中の中越え三塁打で3-3の同点に追いつき、強い雨の影響か今江の打席で3番手・長田の投じた4球目がすっぽ抜け捕手の頭上へ。角中が三塁から勝ち越しのホームを踏んだ。
試合はその後、中断。DeNAは雨に泣いた。
2安打2打点の角中は「やっとクリーンアップていう仕事ができた」と、お立ち台で安堵。七回の同点三塁打を「(雨で)バッターボックスの下の状態が悪かったんで、そちらに集中してピッチャーにあまり集中してなかったんで、逆に良かったかなと思います」と振り返った。
ロッテの先発・古谷は、6回を7安打3失点。2番手で上がった七回にDeNAの主軸を三者凡退に仕留めた大谷に勝利がついた。
DeNAは三回、ロペスの犠飛で1点先制。同点の四回、後藤の左越え2ランで勝ち越したが、再び追いつかれた。九回には、2死三塁の好機で右太もも裏負傷のため交流戦3試合を欠場していた筒香が代打で登場。目下三冠の主砲に期待が集まったが、投ゴロに倒れた。先発・山口は6回1/3を6安打3失点だった。