早大3年ぶり5度目V!猛打で頂点 4戦50安打35得点
「全日本大学野球選手権・決勝、早大8-5流通経大」(14日、神宮)
早大が打ち合いを制し、3年ぶり5度目の優勝を飾った。
2点を追う七回に3番・茂木栄五郎内野手(4年・桐蔭学園)の右前適時打で1点差とし、さらに2死満塁から5番・石井一成内野手(3年・作新学院)が右前に2点適時打を放ち逆転。6番・道端俊介捕手(4年・智弁和歌山)も左中間への2点適時二塁打を放ち、この回一挙5点を奪った。九回にも石井の2ランで突き放した。
五回途中から救援した大竹耕太郎投手(2年・済々黌)は4回2/3を2失点に封じ、反撃をしのいだ。
早大は4試合で47安打35得点。猛打で頂点に輝いた。高橋広監督は「日本一になりたかったので、本当にうれしい。素晴らしい選手に胴上げしてもらって、感激しました」と涙。就任1季目、わずか半年で大目標を達成し「考えられなかったけど、選手に恵まれた。幸せです」と、声を震わせた。