ソフトBバンデンハークが来日初勝利
「交流戦、ソフトバンク7-2広島」(14日、ヤフオク)
ソフトバンクが逆転勝ちで連敗を2で止めた。1点を追う二回、松田の17号ソロで同点。三回に明石、柳田の連続適時打と内川の犠飛で3点勝ち越しに成功。四回にも福田の適時二塁打などで3点加えた。初登板初先発のバンデンハークが6回2失点で来日初勝利を挙げた。
広島は先発福井が8安打7失点の乱調で四回途中で降板。打線もソフトバンク投手陣の前に2点しか奪えなかった。
試合後、バンデンハークは本拠地で初めてのお立ち台を経験。「ファンの皆さんの大きな応援の後押しと、今日は家族も来てくれていたのでとてもうれしい。最高の日になりました」と笑顔を見せた。
韓国・サムスンを経て、来日したメジャー通算8勝右腕は2軍戦で好投を続けながらも、外国人枠の関係でなかなか1軍での登板機会に恵まれなかった。「チームの力になるために来日して、やっと力になることができた。それまでも常にポジティブな気持ちで今日の日を待っていたので、今日はいい投球ができてよかったよ」と前向きな思いを語った。
最後にファンへのメッセージを求められると「ハジメマシテ!」と日本語であいさつした後、「今日は応援ありがとうございました」とあらためてヤフオクドームの大観衆に感謝していた。