日大先勝1部昇格王手 東都入れ替え戦
「東都大学野球 1部・2部入れ替え戦、日大8-2拓大」(15日・神宮)
2部1位の日大が1部6位の拓大に先勝し、7季ぶりの1部復帰に王手をかけた。
三回に3番・山崎晃大朗外野手(4年・青森山田)の中前適時打で2点を先制。一度は同点とされたが、六回に1番・長沢吉貴外野手(1年・佐野日大)の適時二塁打などで、一挙5点を勝ち越した。
殊勲打の長沢は「何とか1点と思っていたが、抜けてくれてよかった」と充実感をにじませ「先輩たちと秋に1部でやりたい思いはある」と2回戦へ気合。仲村恒一監督は「ウチは足でひっかき回して相手にプレッシャーをかけていくしかない。1年生だけど、長沢はその代表的な選手。彼に助けられている」と、賛辞を惜しまなかった。